映画/音楽 能楽師探偵 月城奏人の心得 2020.05.15 ちょっとはまっている「応天の門」の最新刊を購入中、目について手に取った一冊。 能楽とミステリーの組み合わせが、まずは、目新しいですね。 ファン(というか、オタクというか、ストーカーに近い)の男性(ルイ。紫星流星)を使い、自らは稽古場から出ずに事件を解決するという「安楽椅子探偵」(Armchair Detective)スタイル。 決めセリフは、「その謎。心得ました。」 個々のストーリーとは別に、フランスから来たのに日本人のルイの出自、主人公月城奏人と父親・叔父・祖父といった能楽家一門家族との葛藤など、大きな流れはこれから進んでいきそうです。 お能の演目をお題に短編ミステリーが前後編の2回完結の形式。お能への造詣が深くない素人(私のような)には、ストーリーを楽しみながら、雑学的な知識を得るのにちょうどよいレベル。 (ネット上の書評を見ると、お能に詳しい方には物足りない、違う、等といったものもあるようです。) 気楽に楽しみながら、お能の雰囲気を垣間見るこのシリーズ、今後も期待したいです。 2019.08.31「応天の門」で平安の京にタイムスリップ 「学問の神様」菅原道真と平安時代のイケメン(色男)で歌人の在原業平。この二人がタッグを組んで京で起こる怪事件を解決する。ってお話、面白くないわけありません。… 新着情報のご案内をいたします。よろしければ、こちら よりご登録ください。 Tweet Share +1 Hatena RSS Pin it 映画/音楽 たしなみについて, 映画, 白洲正子 コメント: 0 鶴屋寿「嵐山さ久ら餅」は白。前の記事 炭酸ジェット! の「スパークリング エッ…次の記事
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