映画/音楽

能楽師探偵 月城奏人の心得

ちょっとはまっている「応天の門」の最新刊を購入中、目について手に取った一冊。

能楽とミステリーの組み合わせが、まずは、目新しいですね。
ファン(というか、オタクというか、ストーカーに近い)の男性(ルイ。紫星流星)を使い、自らは稽古場から出ずに事件を解決するという「安楽椅子探偵」(Armchair Detective)スタイル

決めセリフは、「その謎。心得ました。」

個々のストーリーとは別に、フランスから来たのに日本人のルイの出自、主人公月城奏人と父親・叔父・祖父といった能楽家一門家族との葛藤など、大きな流れはこれから進んでいきそうです。

お能の演目をお題に短編ミステリーが前後編の2回完結の形式。お能への造詣が深くない素人(私のような)には、ストーリーを楽しみながら、雑学的な知識を得るのにちょうどよいレベル。
(ネット上の書評を見ると、お能に詳しい方には物足りない、違う、等といったものもあるようです。)

気楽に楽しみながら、お能の雰囲気を垣間見るこのシリーズ、今後も期待したいです。

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